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【プログラム(セルフケア・気分転換)】おんころカフェ:’てつがくしゃ’と図書館司書との対話の時間

[2020/11/30]

☆おんころカフェ
  ‘てつがくしゃ’と図書館司書による対話の場です。
☆毎月第4土曜日
 10:30〜12:00
☆担当
‘てつがくしゃ’菊地建至先生
 図書館司書 原有樹さん

☆ある日のがんと暮らしのカフェタイム
 10:30 おんころカフェで大切にしたいことの確認
     今日のテーマについて菊地先生から話題提供
 10:50 今日のテーマについて順番に話す
 11:00 みなさんの発言をきいて、話を進める
 11:40 図書館司書の原さんから今日のテーマにちなんだ本の紹介
 11:50 最後に順番に感想を話す
 12:00 終了
 ※終了後、自分が興味のあることなど貸し出し図書のリクエストもできます。


☆おんころカフェの日頃はこんな感じ
はなうめ日記「おんころカフェ」の記事はこちら!
「哲学相談おんころ」石川県でのおんころカフェの報告

☆担当のお二人に伺いました。
○「おんころカフェ」をどんな時間にしたいですか?
【‘てつがくしゃ’菊地先生】
 「おんころカフェ」を一言で表そうとすると、「人生のなかにがんや難病がある人が対話できる場所・時間、カフェという感覚とてつがくしゃがほどよくそこにいて」というのがそれに近いかなとわたしは思います。また、「はなうめのおんころカフェ」は、病院のそと、金沢のまちなかにあるはなうめで開かれていることにも特長があると思います。

 まちなかにあるはなうめで、人生のなかにがんや難病がある人が対話できる時間(カフェという感覚とてつがくしゃがほどよくそこにいて)を大切に、ていねいに、作り、作り続ける、そういう人たちの手作りのおんころカフェ時間が、来月も、その次も、そのまた次もということで叶えられ続けていく、それがわたしの喜びになっています。ありがとう。

 相手の考え、疑問、困難、「小さな声」も尊重して聞く。自分に生じた考えや疑問、「小さな声」も尊重して聞く。ていねいに対話して考える。わたしはそういう場を開き、開き続けることを大切にしてきています。はなうめのおんころカフェも、訪ねてきた一人一人にとってそういう場、そういう時間になりますようにというきもちで、毎回開かせていただいています。

 おんころカフェは大阪や東京、他にもさまざまな地域で、わたしの友人たちの手作りでひとつひとつじっくりと開き続けられています。金沢以外のおんころカフェやおんころカフェの理念といったことにも関心のある方は、 こちらのサイトも訪ねてみてください。

【図書館司書原さん】
 はなうめに来た方が居心地良く、お互いに話し聞くことができる時間にしたいです。そこに本を紹介することで、参加した方が「こんな視点もあるんだね」「この本おもしろいね!」と思ってくださって、それが何かの力になったり、気分転換になれたならとても嬉しく思います。

○「おんころカフェ」はおふたりにとってどんな時間ですか?
【‘てつがくしゃ菊地先生’】
 はなうめ(金沢)のおんころカフェは、土曜日の朝に開かれます。仕事のスケジュールからすると土曜日の午前はわたしはとてもしんどいことが多いのですが、いざみなさんが集っているところに顔を出し、おんころカフェを開始すると、毎回「いい時間だったな」という思いでその日の午後も明るく過ごしている自分がいます。

 それは、参加者のみなさんと共にしたとてもいい時間ということが第一ですが、それだけでなく、朝のおんころカフェを離れて一人に戻ってもしばらく、おんころカフェの対話やみなさんの声・表情を出発点とする快い感覚や知性の動きが自分にあって楽しいということでもあるように思います。その場で進行させていただく者としてだけでなく、個人としても、いい時間だったな、ありがとう。
【図書館司書原さん】 
 いろんな考えを聞く事ができる時間です。いろんな経験をされてきた方々からお話を聞くと、共感したり、逆に考えもしなかった視点を知ることができます。また、一つのテーマについてまったり考えるのも楽しいです。

☆参加者の声
・身近なテーマで気軽に話せる
・ひとつのテーマでもいろいろな考え方があることを知り、世界が広がる
・いつも考えないことを考える良い機会になる

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